日本一の感動ありがとう ファイターズ 札幌でパレード
【札幌】2006年以来10年ぶりの日本一に輝いたプロ野球北海道日本ハムファイターズの優勝パレード(実行委員会)が20日、札幌市内の中心部で行われ、大谷翔平、中田翔の両選手など主力選手がファンの歓声に応えた。
中央区の北3条広場(アカプラ)では午前10時20分に出発式が行われた。高橋はるみ知事、秋元克広札幌市長が「日ハムの皆さんは北海道に勇気と元気をくれた。ありがとう」と祝福。栗山英樹監督は「選手たちは本当に頑張った。応援してくれた皆さんのおかげ。皆さんの思いを胸に、来年さらにすばらしい試合をしていきたい」と連覇を誓った。
この後、2台のオープンバスやオープンカーに分乗した選手らが、札幌駅前通からすすきの交差点手前までの“ビクトリーロード”をパレードした。曇り空で気温6・6度の寒さの中、沿道を埋めた約13万8000人(実行委発表)の市民らが「日本一おめでとう」「大谷選手バンザイ」などと歓喜の声援。今季で現役引退する武田勝選手にも「ありがとう」とねぎらいの声が贈られた。選手は手を振って応え、ファンと優勝の喜びを分かち合った。
実行委では安全面を考慮してクラッカーや紙テープ、紙吹雪などの使用を禁止した。実行委によるとパレード中に混乱はなかった。(道下恵次)
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