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マンドリル「キーボー」死ぬ、神経質な面も おびひろ動物園

9日に死んだキーボー(おびひろ動物園提供)

 おびひろ動物園(柚原和敏園長)のマンドリル「キーボー」(雄、17歳)が9日に死んだ。

 13日に同園が発表した。

 キーボーは2004年3月、釧路市動物園生まれ。07年6月からおびひろ動物園で飼育していた。

 同園によると、キーボーは2月ごろから食事を取らなくなり、痩せて衰弱が進んでいた。5日には動物病院で治療したが、9日午後、担当職員が死んでいるのを確認した。死因は調査中。

 前担当飼育展示係の冨川創平さん(45)は「人工保育で成長したので気難しく、神経質なところがあった」と話す。帯広に来てからも人の視線にも敏感で、目隠しをかけて飼育することもあったが、15年6月に雌のサラサ(14歳)が来てからは落ち着いて生活するようになったという。

 冨川さんは「サラサもキーボーがいなくなって変だと感じている節がある、本当に残念」と別れを惜しんだ。同園で飼育するマンドリルはサラサ1頭になった。(山田夏航)


◆関連動画
エサを食べるキーボーとサラサ -おびひろ動物園探検隊Youtubeより(2016年3月撮影)

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