ファットバイクで力走 40人が競う 忠類で大会
【幕別】極太タイヤの自転車「ファットバイク」の競技会「第3回アルコ236カップ全日本雪上マッチレース」が21、22の両日、町内の忠類ナウマン温泉ホテルアルコ236(忠類白銀町)前の特設会場で開かれ、熱戦が繰り広げられた。
実行委(大和田貢委員長)などの主催。同ホテルの敷地に1周500メートルほどの特設コースを作り、管内外から参加した約40人の選手が順位やタイムを競った。
選手は起伏に富んだ曲がりくねったコースを、軽快に疾走。来場者の声援を受けながら、時には転倒したりとアクシデントも含めて楽しんだ。
初日は各種レースの他、前夜祭で交流を深め、2日目は2人同時走行で順位を競うアルコカップを行った。「どろぶた」や帯広産牛肉の串焼きなど、特産の食も提供された。
大樹町から参加した北村雅則さん(44)は「アットホームで楽しい。バランスをとるのが難しいが、面白い」と話した。札幌市から訪れた東和史郎さん(44)も「今シーズン、ファットバイクを買ったばかり。雪上も楽に乗れる。冬は自転車のイベントが少ないのでうれしい」と笑顔だった。(眞尾敦)