新そば味わって! 新得でソバ収穫進む 乾麺は順次販売中
【新得】新得町特産のソバの収穫作業が大詰めを迎えている。町内最大の約90ヘクタールで栽培する新得物産サホロ農園(合田一昭社長)では27日、国道38号沿いの畑で収穫作業を行い、コンバイン2機が黒々としたソバの実を刈り取った。
同社の収穫は、例年より約1週間遅れの5日にスタートした。同社は「雨が降ると農機が畑で動けない。今年は、短時間の局所的な雨が降ることが多かった」と説明。5月の種まきと9月の収穫期の天候の影響で、収穫作業は遅れているという。収量は平年並みの約100トンを見込み、品質も平年並み。
収穫したソバは乾燥、製麺され、運営する「新得そばの館」(町基線104)では21日から、乾麺は27日から町内のスーパーから順次販売。同社は「新そばの風味を楽しんでほしい」とアピールしている。(吉原慧)
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