十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

冷凍で域外に商機 清水の人気店3店が東京の商談会に出展

東京での商談会に初出展する鳥せい本店、ミノリピザ、有楽町の冷蔵・冷凍商品

 【清水】人口減少で消費者の減少も危惧される中、これまで地域住民を相手に商売をしてきた地方の飲食店でも、域外に商機を見いだそうとする動きが生まれている。清水町では、地元客に親しまれている3店が27、28の両日、東京都で北洋銀行主催の商談会の無料ブースに初出展し、販路の拡大に取り組んだ。(吉原慧)

 地方の商圏が縮小傾向にある一方、ふるさと納税やコロナ禍の密対策として冷凍・冷蔵食品を開発・販売する店が増えつつあることから、同行清水支店が町内などの企業に声掛けした。

 地域住民らでにぎわう鳥せい本店(南1ノ2、玉澤雅樹社長)も、ふるさと納税で道外客の需要を知った。常連客から「遠方の親戚や知人に送りたい」と相談され、看板メニューの炭火焼きと唐揚げの冷蔵商品を販売、ふるさと納税を通して少しずつ販売量を増やしている。

 玉澤社長は「手作りなので数に限度がある」としつつ、初の東京での商談に「知名度アップが一番の目的。バイヤーとのパイプをつくり、道外展開につながればうれしい」と話す。

 店舗とキッチンカーでピザを販売する「ミノリピザ」のminori(南1ノ12、大久保翔太社長)は昨年10月、急速冷凍機を導入し、14種類の冷凍ピザを商品化した。

 「焼きたてピザを冷凍し本州の家族に送っている」という常連の声がきっかけで、現在は十勝の小売店と東京の飲食チェーンの8店舗に卸す。

 小麦からトッピングまで十勝産にこだわり、「道産、十勝産として首都圏のスーパーやデパートに販売したい」と大久保社長。十勝若牛に広尾のタコ、ツブ、イカ、新得のチーズなど、十勝の食材をアピールする。

 地元客のほか、観光客にも人気のホルモン、ジンギスカンの有楽町(本通3、海野雅史代表)は、商談会のために看板メニュー「ホルジン」の冷凍食品を開発した。

 ホルモンとジンギスカンを特製のみそだれで煮込んだホルジンは、テレビ番組でも取り上げられた自慢の一品。今後、ふるさと納税の返礼品にも採用されるよう、セールスする考えだ。

 海野代表は「道外客や海外客から送ってほしいとの要望もあり、商談会はチャンスだと思った。バイヤーに、清水のおいしい食べ物として売り込みたい」と話している。

更新情報

帯広中心部で“鬼”が迎える居酒屋「秋田」 3代で守る郷土の味~きょうはコレの日

紙面イメージ

紙面イメージ

8.29(金)の紙面

ダウンロード一括(96MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME