平和へ祈り、十勝からも 長崎原爆の日に点鐘礼拝
「長崎原爆の日」の9日、十勝管内でもさまざまな関連行事が開かれ、犠牲者の冥福を祈り、核のない世界の実現を誓った。
帯広市内の帯広聖公会教会では、「原爆犠牲者追悼点鐘礼拝」が行われ、信徒ら約10人が長崎に原爆が投下された午前11時2分に合わせて鐘を鳴らした。
点鐘に参加した信徒の小貫耕喜さん(85)=帯広=は、「長崎、広島で原爆によって犠牲になられた人たちの魂の安寧を願った。核兵器は絶対にあってはならない」と話していた。
このほか、管内の寺院などでも点鐘・礼拝運動が行われ、平和への祈りがささげられた。(小野寺俊之介)