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帯広の小麦畑で豊作祈願の「黄金穂」を収穫 夢降夜運営委

「黄金穂」に使う小麦を収穫した参加者

 帯広市中心部で開催されるおびひろ平原まつり(8月14、15日、帯広のまつり推進委員会主催)の関連イベント「夢降夜(ゆめふるや)」の運営委員会(佐々木剛志委員長)は29日、市内愛国町の黒田農場で「黄金穂」に使う小麦の収穫を行った。

 夢降夜は十勝を開拓した先人への感謝と五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、みこしを担いで中心部を練り歩く恒例行事。今年はまつり初日の14日に開催する。

 小麦を束ねて作る黄金穂は、その年の年号の数だけ運営委が製作。観客が願いを込めてみこしに投げ入れる。今年の収穫作業にはメンバーのほか知人友人の家族らを合わせて31人が参加、黄色くなりかけた小麦を鎌で刈り取った。

 共に関西から帯広に家族で転勤した、友人同士の吉田直樹さん(44)、近藤加奈子さん(40)は子どもを連れて参加。「昨年は引っ越してきたばかりで、何も知らずに束を投げ入れていた。こうして小麦を刈り取っているのだと知ることができた。関西では得られない体験」と笑顔だった。

 佐々木委員長は「来週から太鼓の練習も始まる。本番までの1カ月半、これまでにないくらい熱い祭りにしたい」と話していた。(完戸雅美)

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