ローズフェア開幕 千年の森で初開催
【清水】十勝千年の森(清水町羽帯)で28日、「ローズフェア」が開幕した。約80種1000株の彩りと香りが来場者を楽しませている。7月13日まで。
バラの開花時期に合わせて初開催。日高山脈を背景に、イングリッシュローズやオールドローズなどが楽しめる。現在は3~4分咲きほどで、7月上旬には見頃を迎えるという。
フェア初日は、「ローズガーデンガイド」が開かれ、ガーデナーが来場者にバラの品種や特徴について解説した。帯広から夫婦で訪れた山本功美子さん(67)は「香りが風に乗って香ってきてすてき」と笑顔を見せていた。
期間中は週末を中心に、ガーデンガイドやバラの香りと育て方を学ぶ講座を実施する。同施設の脇坂篤直ゼネラルマネジャーは「色鮮やかに香るたくさんのバラを楽しんでほしい」と話している。(小野寺俊之介)