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冬至にゆず湯、水光園で常連らでにぎわう

ゆず湯で体を温める市民(21日午前11時半ごろ、帯広市内の水光園で。金野和彦撮影)

 十勝地方は21日、二十四節気の一つで昼間の時間が最も短い「冬至」を迎えた。この日も冷え込み、帯広市内の公衆浴場では恒例の「ゆず湯」に足を運ぶ客が見られ、香りを楽しみながら冷えた体を温めていた。

 帯広市内の「オベリベリ温泉 水光園」(東10南5)では、露天風呂に熊本産のユズ40キロを浮かべた。市内の谷口敦さん(56)は「たまたま来たらゆず湯をやっていた。初めて入ったが、香りが良く最高。こういう機会がないと入れないのでうれしい」とご満悦の様子だった。同温泉のゆず湯は同日午後11時まで。

 この日の帯広の日の出は午前6時54分、日の入りは午後3時55分。夏至と比べて昼間の時間は6時間20分短い。

 十勝地方は同日朝、放射冷却の影響で、全19観測地点のうち、上士幌町ぬかびら源泉郷(氷点下17・4度)や芽室(同16・1度)、帯広(同12・9度)など7地点で今季最低の気温を記録。そのほか、陸別(同18・7度)、幕別町糠内(同16・2度)、帯広泉(同15・7度)など各地で冷え込んだ。

 帯広測候所によると、22日以降の十勝地方は風は弱く、晴れた場合は21日と同程度に冷え込み、上空に雲がかかれば、最低気温は氷点下10度ほどに収まるという。(菊地正人)

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  • ゆず湯で体を温める市民(21日午前11時半ごろ、帯広市内の水光園で。金野和彦撮影)

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  • ゆず湯(21日午前11時半ごろ、帯広市内の水光園で。金野和彦撮影)

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  • ゆず湯で体を温める市民(21日午前11時半ごろ、帯広市内の水光園で。金野和彦撮影)

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