クリスマスの夜空ドローン500機で彩る 来月21~25日に道の駅かみしほろでショー
【上士幌】LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで開かれる。500機のショーは道内最大規模で、十勝では初めて。実行委は「感動を届け、町のにぎわい創出につながれば」としている。観覧無料。
ドローンショーは観光客の増加につなげようと企画。2021年12月に初開催し、ドローン300機で巨大な光の鳥やサンタクロース、トナカイなどを表現した。10日間で1万2000人を超える来場者を記録した。
ショーを見たことがない移住者らに向けて、寒さを忘れるほどの感動を再び届けたいと、3年ぶりの開催を決めた。実行委は町や観光地域商社karch(カーチ)、ドローンショーを手掛けるレッドクリフ(東京)などで構成する。
ショーは各回10分間の2部構成。プログラミングされたコースをドローンが自動的に飛行し、上士幌とクリスマスをモチーフにした、イラストや文字を描く。終了時には花火も打ち上げる。カーチの板橋正智地域戦略部長は「前回よりもダイナミックなショーが見られるので、冬のクリスマスをぜひ上士幌で過ごしてもらえれば」と来場を呼び掛けている。
同道の駅ではショーに合わせ、町特産品を使用した特製ディナーコース(1万5000円)や軽食(3000円)が付いた有料席を用意。料理を食べながらショー楽しめ、コース料理のプランは、町のふるさと納税の返礼品でも出品する。席の予約は同道の駅オンラインストアから。
開場午後5時、第1部は同6時15分から、第2部は同7時40分から。町役場などに臨時駐車場を設ける。悪天候の場合は中止。問い合わせはカーチ(01564・7・7777)へ。(大健太郎)