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前田さんの母校在校生と卒業生は無料、市内ボルダリングジムで週末実施

「同窓会の場として利用してもらってもOKです」と話す前田さん

 帯広市内の電信通にあるボルダリングジム「WONDER WALL(ワンダーウォール)」(市東2南5)は20日、指導者を務める前田則文さん(33)の母校の在校生と卒業生を対象に無料開放を始めた。9月8日までの毎週土・日曜正午から午後6時まで。

 競技人口の拡大を目指して企画した。無料開放の対象は音更木野東小、音更緑南中、帯広三条高の在校生と卒業生。

 前田さんは、2021年に開設された同ジムに今年4月から勤務。スポーツトレーニングの専門資格「CSCS」を生かして子どもらを指導している。「卒業してスポーツから離れてしまった人が運動を始めるきっかけになれば。先輩、同級生、後輩たち、一緒にボルダリングを楽しもう」と呼び掛けている。

 学生証や卒業証書、卒業アルバムを提示するか、制服やジャージーを着てくるなどして在学・卒業を証明する。各校の校歌や、三条高校伝統の応援歌「青春の栄え」を歌っても証明とみなす。レンタルシューズもある。問い合わせは同ジム(090・6440・9637)へ。(北村里沙)

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