深まる秋、ハクチョウが飛来 大樹
ハクチョウが群れで飛来している大樹町内の畑（３０日）
【大樹】管内有数の野鳥の観測地となった大樹町内で、越冬地へ向かうハクチョウの大群が飛来し、餌をついばむ光景が見られている。
３０日午後、同町中島地区。広大な畑にハクチョウが２、３の群れに分かれてとどまり、収穫後の作物残さや土中の虫などをついばんでいた。数百羽とみられ、付近に「コー」「コー」という鳴き声がこだました。
北海道は、シベリアなどから本州に南下するオオハクチョウ、コハクチョウの経由地。デントコーン畑や牧草地が広がる大樹町は格好の“餌場”で、近年はタンチョウも多数観察されている。（能勢雄太郎）
