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浦島久さんが世界初のジュエリーアイス写真集発売へ

「ジュエリーアイスの魅力が伝わり、故郷のプラスになれば」と話す浦島さん

 ジュエリーアイスの名付け親で豊頃町生まれの浦島久さん(65)=帯広、ジョイ・イングリッシュ・アカデミー学院長=が、自身初の写真集「ジュエリーアイス」を出版する。気温や光によって表情を変える、美しい氷の宝石を47枚収録。浦島さんは「氷の質感や透明感を感じてもらえればうれしい」と話している。(松田亜弓)

 ジュエリーアイスは十勝川を覆う氷が太平洋に流れ出し、大津海岸に打ち上げられた氷が太陽の光を浴びて輝く自然現象。流氷とは異なる透明さが特徴で、1、2月の厳冬期にのみ見ることができる。

 地域では以前から存在は知られていたが、16年にインターネット上で紹介されたことをきっかけに国内外から注目が集まった。今年は6000人以上が観光に訪れ、十勝の新たな観光資源になりつつある。

 浦島さんは豊頃町のハルニレの木などで有名な写真家の故浦島甲一さんの長男。2012年に写真家戸張良彦さん(帯広)に紹介されて真冬の大津海岸を訪れ、朝日に照らされた氷塊に魅入られた。名前がなかった氷を「ジュエリーアイス」と名付け、毎年撮影に訪れている。

 写真集は12年から6年間に撮影した2万枚以上から47枚を厳選した。波打ち際でオレンジ色に輝く氷塊や波によって打ち上げられる様子をスローシャッターを使って捉えた写真など、光や気温の違いにより異なる氷の様子を撮影した。

 47枚中35枚は今年撮影した写真で、2カ月間で30回ほど大津海岸を訪れた。吹雪の日もあったが、「ジュエリーアイスは1、2日では撮れないたくさんの顔がある。ただ季節は冬、題材は氷と変わらないのでバリエーションを出すのに試行錯誤した」と話す。

 写真集は8月1日に十勝毎日新聞社から出版。戸張さんと写真工房代表の岡田良博さんらが協力した。「夏の暑さがジュエリーアイスの写真で少しでも和らげばうれしい」と笑顔を見せる。

 判型182ミリ×220ミリ、68ページ。1500円(税別)。道内書店のほか、Amazonでは電子書籍でも販売する。

来月記念トーク 演奏やサイン会
 発売を記念したイベント「トーク&ピアノ」が8月4日午後0時半と同1時半の2回、帯広市内の岡書帯広イーストモール店(東4南16)のドトールで開かれる。

 浦島さんによる撮影エピソードのほか、ピアニストの伊藤幸治さん(帯広)が自身が作曲した楽曲「ジュエリーアイス」を、演奏する。サイン会も予定している。

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