「子どもも大人も楽しんで」帯広信金の藤嶺さんがプラレール展示 中札内・道の駅
【中札内】幼児向け鉄道模型の代名詞「プラレール」が、中札内村の道の駅なかさつないで展示されている。帯広信金中札内支店の藤嶺匡宏さん(支店長代理)=音更町在住=が手掛けた。新幹線やブルートレインなどがレールの上を走行し、多くの親子連れや鉄道ファンを魅了している。28日まで。(大健太郎)
村観光協会が、道の駅の来館者を喜ばせようと藤嶺さんに打診した。道の駅内にある同協会事務所前で展示している。展示は昨年の夏に続いて2回目。
プラレールはタカラトミーが1959年に発売した商品。年代に関係なく、レールや車両を自由に組み合わせて遊ぶことができる。小学生時代、線路や道路などの地図記号を使い、紙の上に町を作る遊びが好きだったという藤嶺さん。24年前、2歳の長女と遊ぼうとプラレールのセットを購入したのをきっかけに、はまってしまった。
手掛けたプラレールは管内公共施設で展示しており、昨年、全国信用金庫協会(東京)が主催する信用金庫社会貢献賞(個人賞)を受賞している。
展示しているジオラマは幅約5メートル、奥行き約2メートル、高さ約60センチ。12時間かけてレイアウトを施し、警察署や消防署、鉄橋、バスターミナルなどを設けた。
「プラキッズ」と呼ばれる50体の人形、「ようこそ!道の駅なかさつないへ」という垂れ幕をつるした熱気球、スカイツリーなどを配置した。背後の壁にある日高山脈の写真パネルともマッチしている。
藤嶺さんは「プラレールは世代を超えて楽しめるおもちゃ。子どもも大人も、大勢に見てほしい」と話している。
















