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「車から降りずに便利」 帯広でドライブスルー八百屋スタート

車に地場産の野菜などのセットを詰め込むスタッフ

 十勝産野菜などのセットを降車せずに購入できる「ドライブスルー八百屋」が6月30日、帯広市西8南14の敷地内で始まった。新型コロナウイルス対策として、人と接触しない形での販売推進が目的。購入者からは「お得感があり便利」などと好評だった。

 ドライブスルー八百屋は東京の外食向け青果卸が4月に開始。地域の事業者と連携し全国14カ所に拡大した。帯広では居酒屋などを多店舗展開するエイムカンパニーのグループ会社「一心商店」(帯広市、飯塚忠志社長)が、同日から始めた。

 商品はほぼ十勝産で構成し、北王農林(幕別町)の野菜や竹内養鶏場(音更町)の「米艶(こめつや)卵」など。20品目のセットで3500円(米5キロをプラスすると5000円)。初日は23セットを販売し、予約客らが順次訪れて段ボールに入った商品を受け取った。利用した帯広市内の女性(36)は「3歳と5カ月の子どもがいる。車から降りずに新鮮な食材が手に入るのでありがたい」話していた。

 エイムカンパニーはコロナ拡大以降、売り上げが半分程度にとどまり、この日は運営する居酒屋「炉端の一心」などのスタッフが作業に当たった。飯塚社長は「新事業は雇用を守る狙いもある。反応は予想以上。市場価格より3割は安い」とPRしていた。

 ドライブスルー八百屋は9月までの火曜と金曜の午前10時~午後5時に開催。専用ホームページで予約する。問い合わせはエイムカンパニー(0155・66・5000)へ。(佐藤いづみ)

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