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豆種まき進む 小豆は新品種も栽培スタート

新品種の種子を種まき機に入れる柴田さん(22日午前10時半ごろ、音更町上然別の柴田さんの畑で。金野和彦撮影)

 十勝管内の畑で豆類の種まきが始まっている。農家は昨年同様の豊作を願いながら、トラクターで種まき機を引いて作業を進めている。

 管内では今月中旬ごろから豆類の種まきがスタートしている。農家によって作付けする種類は異なるが、おおむね下旬まで大豆、小豆、金時、手亡の種をまく。

 音更町上然別の柴田直人さん(48)の農場では、22日から小豆の種まきを始めた。従来品種の他、製菓会社「御座候(ござそうろう)」(兵庫県)の関連会社「バイオテック」(芽室町)が開発した新品種も栽培する。

 柴田さんの畑では耕作面積46ヘクタールのうち、小豆は8・5ヘクタールを占める。柴田さんは「良い天気が続き、去年以上の収量になってほしい。病害に強い新品種は生産量向上につながって消費者、メーカー、生産者みんなが潤う小豆になればうれしい」と話していた。

 小豆は16年台風による不作などで品薄になっている。道内の7割を収穫する管内への期待は高まっており、今年の管内の作付指標面積は昨年比2割増の1万4879ヘクタールとなっている。(伊藤亮太)

関連写真

  • 新品種の種子(22日午前10時半ごろ、音更町上然別の柴田さんの畑で。金野和彦撮影)

    新品種の種子(22日午前10時半ごろ、音更町上然別の柴田さんの畑で。金野和彦撮影)

  • 新品種の種子を播種機に入れる柴田さん(22日午前10時半ごろ、音更町上然別の柴田さんの畑で。金野和彦撮影)

    新品種の種子を播種機に入れる柴田さん(22日午前10時半ごろ、音更町上然別の柴田さんの畑で。金野和彦撮影)

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