歴舟川・こいのぼり修繕中 大樹
【大樹】町内の歴舟川に掲げられるこいのぼりの修繕作業が、町勤労者センターで行われている。色とりどりのこいのぼりが今年も大樹の空を気持ちよく泳げるよう、町シルバーセンターの会員3人が丁寧に作業に当たっている。
修繕したこいのぼりは「第28回歴舟川清流鯉(こい)のぼり」(町観光協会主催、20日~5月6日)で、川幅いっぱいに並ぶ。掲げられるのは国道236号にちなんで236匹。河川敷には、子どもたちが触れることもできるミニこいのぼり100匹も飾られる。
作業はこいのぼりの口元のひもや金具の交換、ほつれた部分の補修など。予備を含め約500匹の修繕作業は、今月上旬までに終える。
戸枝貫一さん(91)は「風が入ってしっかり泳げるよう、金具が口の真ん中にくるように心掛けている」と話していた。
同協会では、不用になったこいのぼりの寄贈を受け付けている。毎年、一定数は破損や変色で交換するため。寄贈希望者は協会事務局の町企画商工課(町東本通33)に送る。種類、大きさは問わない。送料は発送者負担。
問い合わせは同課(01558・6・2114)へ。(眞尾敦)