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マイクロ野菜ボックス商品化へ ガールズ農場

マイクロ野菜の箱詰めを楽しむ参加者

 帯広市以平町で十勝ガールズ農場を運営するアグリファッショングループ(橋爪恒雄社長)は、観光事業の本格実施に向けて、ガールズ農場での体験メニューづくりを進めている。モニターツアーでは、小さい野菜を箱詰めする「マイクロベジボックス」の制作体験なども観光客向けに初めて実施した。

 ガールズ農場は2016年4月に市内川西町の畑を借りて開設し、女性3人がジャガイモやカボチャ、スイートコーンのほか、通常サイズの50分の1ほどの「マイクロ野菜」を生産。ベジボックスは贈答用やブライダル用品として販売している。

 ベジボックスの制作体験はJTB北海道と協力して商品化を目指している。十勝ファームツーリズム等推進協議会(会長・磯野照弘帯広市観光航空戦略担当部長)が実施するモニターツアーは15日に行われ、東京や札幌の20~30代の女性や家族連れ16人に体験してもらった。

 参加者は農場で収穫したトマトやパプリカ、ラディッシュなどを彩りを気遣いながら10センチ角の箱に詰めた。完成後は、他の作品と見比べたりスマートフォンで撮影したりして楽しんでいた。東京の会社員大平ゆりさん(23)は「マイクロ野菜はおいしいし、きれいに詰めるので愛着も湧く。インスタグラムのネタにもなる」と話していた。

 このほか、トラクターの試乗や、試乗の様子をドローン(小型無人飛行機)で撮影し、動画や写真をデータで贈ることも試しており、来年夏ごろに商品化される予定。橋爪社長は「農業でも観光でも一流を目指していきたい」と話していた。(牧内奏・伊藤亮太)

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  • マイクロ野菜ボックス商品化へ ガールズ農場 4

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