士幌高校で一日体験入学
馬に餌を与える中学生
【士幌】士幌高校（近江勉校長、生徒１５０人）で１５日、「オープンスクール『志』プロジェクト・ｅｐｉｓｏｄｅ０（ゼロ）」の一日体験入学が同校で開かれた。
帯広、新得など管内２０中学校から中学生６４人、保護者ら１５人が来校し、同校の授業内容や食品加工実習など３班に分かれ、高校生が各会場で特長ある魅力や学ぶ内容を説明した。
厩舎では馬にエサを与え仔馬が母馬の乳を飲む姿に中学生が「かわいい」と声を上げていた。実習畑で収穫した新鮮なジャガイモや枝豆を試食し、加工施設ではヨーグルトに７種類のジャムを乗せ、新商品開発のアンケートにも協力した。また、最先端ほ場管理システムではドローンを飛ばし、空撮の映像を見つめていた。
帯広西陵中３年の松本楓花さん（１５）は「馬が大好きで餌を与えた。この高校で学んでみたいと興味がわいた」と話し、真剣に授業を体験していた。（伊藤健蔵通信員）
