十勝サクラ色 繰り出す花見客
ゴールデンウイーク後半の4日、十勝管内は夏を思わせる陽気となり、各地の観光スポットは大勢の家族連れなどでにぎわった。花見も真っ盛りで、満開のエゾヤマザクラの下で焼き肉を楽しむ光景があちこちで見られた。
帯広測候所によると、正午現在の帯広の気温は26・6度と2日連続の夏日となった。
市内の緑ケ丘公園では、大勢の花見客が焼き肉に舌鼓を打ちながら、満開のサクラを楽しんだ。隣接する緑ケ丘児童遊園では、陽気に誘われた子どもたちが水遊びに歓声を響かせていた。
家族と友人14人で訪れた市内の高田弘和さん(43)は「サクラと水遊びを、毎年楽しみにしている」と、水着姿の子どもたちと焼き肉を楽しんだ。市内の祖母宅に遊びに来た松野瑛一郎君(札幌手稲稲穂小3年)は「札幌より暑い」と話し、グリーンパークでボール遊びに歓声を上げていた。(折原徹也)