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「ミニ藤丸」に行列 パンや化粧品人気 鹿追Aコープ

多くの町民らが詰め掛けた藤丸ミニショップ(JA鹿追町のAコープ)

 【鹿追】帯広の百貨店・藤丸(藤本長章社長)は4日、JA鹿追町(佐藤雅仁組合長)が経営するAコープなどで「藤丸ミニショップ」を開いた。同JAとの合同企画で1日限定の出店。百貨店のブランド力に注目が集まり、開始と同時にレジに行列ができた。

 管内町村での藤丸ミニショップ開設は初めて。藤丸は各町村やJAに、ふるさと納税の出品参加やミニショップ出店協力を依頼しており、帯広から最も遠かった鹿追を振り出しの開催場所として選んだ。

 この日はAコープと、同JAが昨年開設したコインランドリー、同JA庁舎の3カ所を会場に開設。午前11時から午後6時まで営業した。

 このうちAコープでは藤丸社員が接客に当たり、焼きたてを百貨店から運んだ「ドンク」のクロワッサン、紳士用スーツの仕立てや化粧品メーカーの肌診断などに人気が集まった。家族4人で訪れ、菓子を購入した酪農業の伊藤悠輔さん(31)は「なかなか手が離せない仕事なので、帯広まで行かずに購入できるのは大きな魅力」と話した。

 藤丸は今後、外国人観光客が多く滞在する新得町のクラブメッド北海道で、町とタイアップした北海道物産展などを予定。藤本社長は「自治体やJAと組んだ独自商品なども開発し、オール十勝で新しい藤丸ブランドを手掛けていきたい」としている。(小寺泰介)

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  • 多くの来場客が詰め掛けた鹿追町の藤丸ミニショップ

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