新空港ビル門出祝う 竣工式典でテープカット
とかち帯広空港の新旅客ターミナルビルの竣工(しゅんこう)式典が26日午前、同ビルで執り行われ、交流人口の増加や観光への貢献が期待される新ビルの門出を祝った。
管内外の行政、経済界などから約100人が出席。帯広空港ターミナルビル社長の米沢則寿市長は「国内線と国際線の共用が可能になった。国際線の就航や新たな国内路線を受け入れ、地域の活性化につなげたい」とあいさつした。
米沢市長、中川郁子衆院議員(代理)、實國慎一道総合政策部空港戦略推進監、国交省東京航空局帯広空港出張所の奥英次所長、小森唯永市議会議長、高橋正夫十勝町村会長、高橋勝坦帯広商工会議所会頭、日本航空の阿部孝博執行役員空港本部長、エア・ドゥの七田晃執行役員運送本部長が、テープカットを行った。
新ビルは鉄骨造り3階建て、延べ床面積は2517平方メートル。国際線カウンター、CIQ(税関・出入国管理・検疫)設備などを備える。24日から使用を始め、同日夕、台湾からのチャーター便が乗り入れた。(丹羽恭太)