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一面に旬 露地アスパラ収穫始まる

丁寧に収穫され、かごに入れられるアスパラガス(18日午前11時、音更町内で。新井拓海撮影)

 【音更】十勝管内の農家で、贈りものとして人気の露地アスパラガスの収穫が始まっている。日差しをいっぱいに浴び、真っ直ぐに伸びたアスパラガスが畑一面に姿を見せている。

 1・2ヘクタールを栽培する音更町内の恩田斉さん(40)の農場では、9日から収穫が本格化。恩田さんの妻の瞳さん(36)とパートの2人体制で、25センチ程度に伸びたアスパラガスを鎌で1本ずつ丁寧に切り取っている。作業は6月下旬まで続く見通しで、恩田さんは「先日の強風や雨の影響で、曲がったり、傷んだりしたものもあったが、本数は例年並み。甘みのあるおいしいアスパラがたくさん採れれば」と期待していた。

 収穫したアスパラガスはJAおとふけを通じて道内外のスーパーなどで販売される。町農政課によると、2015年度末現在で町内では35戸、16・7ヘクタールでアスパラガスを栽培している。(小縣大輝)

関連写真

  • 収穫後、土を落とすために洗浄される

    収穫後、土を落とすために洗浄される

  • 鎌を使って丁寧にアスパラガスを収穫する音更町内の農家(18日午前11時、新井拓海撮影)

    鎌を使って丁寧にアスパラガスを収穫する音更町内の農家(18日午前11時、新井拓海撮影)

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