白樺学園3年ぶり道大会へ 高校野球支部予選
春季高校野球十勝支部予選の最終日は18日午前10時から帯広の森野球場で代表決定戦を行い、白樺学園が13安打を放ち7-3で快勝、3年ぶり10度目の道大会出場を決めた。白樺学園は二回に花田龍輝主将(3年)の今大会2本目の本塁打で先制すると中押し、ダメ押しと着実に加点した。入江拓也(3年)が5打数5安打、3度の得点機に絡む活躍をした。道大会は26日から札幌円山球場で開かれる。17日午後の準決勝は白樺学園が終盤、田口満人(3年)の勝ち越し打で帯緑陽に4-3で競り勝った。(岡部彰広、塩原真)
(18日)
◇代表決定戦
白樺学園
013100020|7
000200100|3
帯農
▽三塁打=府川(帯)
帯農振り切り7-3
花田先制弾、入江5の5
白樺学園は二回、先頭の花田が左翼席にソロ本塁打で先制。三回には木下、入江、高橋の3連打で1死満塁から常通の2点左前打、中野の適時右前打で4-0とした。2点差に迫られた八回には再び木下、入江の連打などで1死満塁から花田の中前打、常通の押し出し死球で大きな2点を追加した。
エース齋藤は四回途中から登板し、九回以外は毎回走者を背負ったが、1失点でしのいだ。
5点を追う帯農は四回、先頭の水崎が右前打。向井の内野ゴロが送球ミスを誘う間に水崎が一気に生還。さらに1死三塁から岩田の左前打で2-5。五回以降も球に逆らわない打撃で3度、得点圏に走者を進め、七回には府川の三塁打から1点を返した。守備は送球ミスが1つあったが、4試合でわずか失策1の堅守で引き締まった試合を見せた。
打撃に成果
白樺学園・戸出直樹監督の話
四回のピンチ(2点を失いさらに1死一、二塁)は、リリーフした齋藤敦哉がよく抑えてくれた。しかし、その後が良くない。大会を通じてどう変わるかが課題だ。打撃は昨秋の道大会の完封負け以来、どの投手でも対応できるよう鍛えてきたが、成果を出せた。
◆春季高校野球について
・第53回春季高校野球道大会十勝支部予選-十勝毎日新聞電子版
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