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河川復旧完了祝う 札内川・音更川

堤防上から復旧状況の説明を受ける来賓や関係者(9日午前11時40分ごろ、塩原真撮影)

堤防にブロック設置
 【士幌】札内川、音更川の災害復旧工事完了を記念した竣工(しゅんこう)式が9日、町音和橋付近で開かれた。堤防が被災した地域の市町村長や工事関係者ら約60人が参加し、工事の完了を祝った。

 札内川と音更川は昨年8月の台風により、3カ所で堤防決壊などの被害を受けた。帯広開発建設部では被災直後に仮堤防設置の応急復旧工事を行い、昨年12月下旬から本復旧工事を開始。原型復旧をした上で、以前は芝を植えていた堤防ののり面浸食を防ぐ目的でコンクリートブロックを設置。7月下旬には3カ所とも復旧工事が完了。総事業費は、3カ所合計で11億円。

 竣工式は堤防が決壊した地点の帯広市、士幌町、中札内村と河川を管理する帯広開発建設部が主催。関係者のほか、中川郁子衆院議員や新党大地の鈴木宗男代表らも参加した。

 竣工式では、初めに小林康雄士幌町長が「災害発生から1年以内に竣工でき、関係機関の努力と皆さまの協力に感謝する」と式辞。和泉晶裕道開発局長のあいさつに続いて、中川議員が祝辞を述べた。西岡悟帯広河川事務所長が工事内容を報告し、参加者らは実際に工事箇所を視察。最後に関係者がくす玉を割り、竣工を祝った。(中島佑斗)

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