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函館百貨店で十勝フェア 畜産加工品などPR来年1月

五日市本社で商談するメンバー。左から木戸次長、五日市大社長、本多係長、松川センター長

 テーオー小笠原(函館、小笠原康正社長)グループが運営する「テーオーデパート」(函館市梁川町)は、帯広物産協会(有塚利宣会長)の協力を受け、来年1月28~30日に初の十勝物産フェアを開催する。同協会は「函館での十勝の食のPRイベントはいくつかあるが、百貨店では初めて。新幹線開通で観光客も多く、活気ある地域で十勝ブランドを発信する効果は大きい」としている。

 計画によると、肉の「五日市」が自社ブランド「かみこみ豚」と、製造を引き継いだ八千代牧場のソーセージ、「十勝トテッポ工房」がチーズケーキなどを出品する。

 このほか、「鎌田きのこ」が十勝マッシュや同品を加工したスープ、ラーメン店「胡風」がラクレットチーズ、レストラン「カウベルハウス」がとん田のたれを使った豚丼、とかち物産センターが菓子やチーズなどを出す予定(出店者の本社はいずれも帯広)。

 同協会では5年ほど前から会員企業の太陽グループ(本社札幌)主催で十勝の物産販売「大門×とかちうまいもの広場」を開催してきた。テーオーは昨年から他店との差別化の一環で、独自に地域を選別して物産展を開いており、同広場を通じて同協会を知り、イベント協力を依頼した。

 22、23日にテーオー小笠原流通事業部の本多烈係長が来帯し、同協会の木戸善範次長や松川智彦とかち物産センター長らと出店企業を訪問した。

 五日市本社でかみこみ豚を試食した本多係長は「十勝には隠れた名品がたくさんある。道南の人たちに伝え、継続できるようPRする」とし、木戸次長は「函館は新幹線効果で人の往来も盛んだが、十勝物産の売り込みはまだ進んでいないのが現状。今回を足掛かりに十勝観光の誘客にもつなげたい」と話している。(佐藤いづみ)

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