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大樹・JAXAが新型VTOLの飛行試験

流線形に改良されたVTOL機の整備を進める実験チーム

 【大樹】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、災害時などに活躍が期待される「垂直離着陸(VTOL)無人航空機」の飛行試験を大樹航空宇宙実験場(町多目的航空公園内)で行っている。大樹での試験は3年目を迎え、今回は新型の機体で飛行データを取得する。試験は7月5日まで。

 VTOL機はヘリコプターと固定翼機のそれぞれの長所を取り入れ、離着陸時に滑走路が必要なく、上空では高速での長距離飛行も可能。現在は開発段階で、将来的な構想では有人機も想定される。

 今回の実験チームは、JAXA飛行技術研究センター先進無人機セクションの村岡浩治リーダーら12人で構成。新しい機体は全長1・8メートル、幅2・4メートル、重さ43キロで、従来より航空機らしい流線形となった。現在は電動だが、エンジンへの改良も考慮し、機体には燃料タンクが取り付けられている。

 実験チームは27日から準備を始め、30日午前は機体に付いたプロペラの動作確認を行った。同日午後以降、実際に飛ばす予定。村岡リーダーは「技術課題を一つずつクリアし、大災害で利用できるようなものにしたい」と話している。(佐藤圭史)

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