大樹で無人気球世界最高高度55キロに挑戦へ、JAXA
【大樹】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、町多目的航空公園内の大樹航空宇宙実験場で今年度予定している実験計画について、無人気球世界最高飛行高度の55キロに挑むことを発表した。気球は6基を放球する予定で、第2次実験(8~9月)の超薄膜高高度気球飛翔性能試験では気球用フィルムとして世界で最も薄い厚さ2・8マイクロメートル(マイクロ=100万分の1)のポリエチレンフィルムでつくる気球を使って実験を行う。これまでの世界最高高度はJAXAが2002年に記録した53キロ(厚さ3・4マイクロメートル)。