10日からコミュニティカフェ 北大が巡回バス連動 中札内
【中札内】村内で実証運行中の市街地巡回バス(コミュニティバス)と連動する形で、コミュニティカフェ「ぷらっとカフェinなかさつない」がお目見えする。北大大学院工学研究院交通インテリジェンス研究室が実施するもので、10日から15日は中札内パルティーいちまる(村大通南6)に、18日から22日は老人保健福祉センター(村西2南2)にそれぞれ北大生3人が常駐して、学校の勉強サポートやお年寄りの話し相手を務める。
同研究室による市街地巡回バスと連動したカフェの実験は、渡島管内松前町、胆振管内厚真町、浦幌町に続いて4カ所目。バスを走らせるだけでなく、気軽に集まって過ごすことができる場所があれば「まちなかはもっとにぎわう」との思いで行う。
バスは先月12日間の実証運行で125人が利用しており、村はバスの利用者増につながることを期待している。
カフェはいちまるが休憩室、老人保健福祉センターはロビーを利用。参加費無料で、お茶や菓子、テレビゲームなどを用意する。12日は折り紙大会、15日は花札やけん玉などの昔遊び、19、22の両日はテレビゲーム大会など各イベントも企画している。時間はそれぞれ午前10時半~午後4時半。同研究室は「車や自転車などでも気軽に遊びに来て」と呼び掛けている。
問い合わせは同研究室(011・706・6217)へ。
(小寺泰介)