かんの温泉リニューアル後3日間無料開放 鹿追
【鹿追】大雪山国立公園内の「かんの温泉」(鹿追町然別峡)は、リニューアルオープンの19日から21日までの3日間、無料開放する。再開を待ち望んでいた全国の温泉ファンに応える企画で“おもてなし”する。
新施設は、13種類の異なる泉質を源泉掛け流しの11浴槽で楽しめる山小屋風温泉棟とレストランを備えた宿泊棟。当初は日帰り入浴、宿泊、レストランを一斉スタートさせる予定だったが、建設工事の遅れで日帰り入浴のみとなった。
無料開放は午前10時~午後6時。初日は午前10時からのオープニングセレモニー後となる。勝海社長は「明治時代に発見され、大正時代から親しまれた名湯を受け継いでいきたい」と話している。
同温泉は2008年に閉鎖。全国からの惜しむ声に応え、12年に勝海電気(大樹、勝海敏正社長)の関連会社「鹿追ホットスプリングス」(鹿追、同)が施設を買収し、名湯復活を目指して改築・改修工事を進めていた。
通常営業は23日から。午前10時~午後6時。入浴料は大人650円、中学生300円、小学生200円、幼児無料。宿泊とレストランは9月から営業を開始する予定。(関根弘貴)
◆かんの温泉について
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◆かんの温泉再開まで
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