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「努力が大事 五輪で実感」 平昌五輪スピードスケート代表  神谷衣理那さん(帯二中出)語る まちマイ西帯広編

「スポーツ選手にとって一番の力はみんなの応援」と話す神谷衣理那選手(中央)。右は高堂社長(28日午前11時10分ごろ)

 まちマイ・西帯広編の関連イベントとして28日、ぴあざフクハラ西帯広店で、平昌五輪女子スピードスケート500メートルに出場した西帯広出身の神谷衣理那さん(26)のトークイベントが開かれた。勤務する高堂建設(帯広)の高堂匠美社長(62)もまじえ、スケートを始めたきっかけ、夢の舞台への思いなど語った。(藤島諒司)

 神谷さんが所属した地元スケートクラブの子どもたちや地域住民ら約100人が集まり、地元が生んだオリンピアンの話に耳を傾けた。

 小さい頃、目標とした選手はクラブチームの先輩でもある大菅小百合さんと紹介。「世界で活躍し、かっこいいと憧れていた」と述べた。

平昌五輪女子500メートルで力を込めた滑りで健闘した神谷選手

 悲願の出場となった平昌オリンピックについては、スタートラインに立ったときの心境について、「想像と違った独特の雰囲気があり、ワクワクした」と振り返った。「五輪に出場して何事も努力が大事だと改めて感じた」とも語った。

 高堂社長と神谷さんとの出会いは2015年4月。高堂社長はアスリートの採用について、「スポーツ選手を社員として迎えることの面白さを感じた。社内の応援ムードはだんだんと高まり、社員ものめり込んで、一緒に神谷さんの夢を応援するようになった」と強調。「スケート王国として地元から若い人を応援する企業が増えてほしい」とも述べた。

 地元を含む応援の声について神谷さんは「スポーツ選手にとって一番の力はみんなの応援」と話し、会場から大きな拍手を受けていた。

神谷衣理那さん

<かみや・えりな>
 1992年1月5日、帯広市生まれ。開西小に入学後、2年生から新設されたつつじが丘小へ。その後、第二中学校、白樺学園高校を卒業。現在、市内の高堂建設に所属。スピードスケート女子短距離で活躍し、今年2月に悲願だった平昌五輪に初出場。女子500メートルで13位。趣味は三代目J Soul BrothersのDVD、音楽鑑賞。



 「NEWSカフェ」を開設した「ぴあざフクハラ西帯広店」で出会った人々にちょっと一言伺いました。

北橋美都さん

たくさん100点取るよ
◇北橋美都さん(6)=西帯広 新1年生

 西帯広に住んでいます。4月から小学1年生になりました。学校は楽しいです。勉強をたくさん頑張りたいと思います。学校の授業では、算数の時間が好きです。もうテストが出ましたが、難しくはありません。簡単でした。これからも頑張って、100点をたくさん取りたいです。


山本麻衣子さん

高木姉妹パレードに
◇山本麻衣子さん(52)=芽室町

 孫の彩葉(3)と、22日に幕別町の高木姉妹のパレードを見に行きました。町が一体となって素晴らしかったです。姉妹が「町で育てられて成長した」と話していたのが感動的でした。孫も一緒に見ました。ぴあざフクハラ西帯広店は滑り台などもあるのでよく買い物に来ますね。


小柳静子さん

催事販売を続け25年
◇小柳静子さん(62)=新得町

 十勝管内のスーパーでお好み焼きなどの催事販売を続けて25年。今週は、まちマイ会場のぴあざフクハラ西帯広店で、たこ焼きを焼いています。お客さまに「おいしかった」と喜んでもらっているので、生涯現役で頑張りたい。店を見かけた際にはぜひ寄ってください。

関連写真

  • 特注のスケート靴について紹介する神谷選手띩(左から2人目)左は高堂社長(28日午前11時20分ごろ)

    特注のスケート靴について紹介する神谷選手띩(左から2人目)左は高堂社長(28日午前11時20分ごろ)

  • 子どもから花束を受け取る神谷衣理那選手

    子どもから花束を受け取る神谷衣理那選手

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