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鳥の目線で空中散歩 エアトリップ まちマイ鹿追編

宙に浮いた状態で両手を広げると、飛ぶ鳥になった感覚が味わえる(新井拓海撮影)

 然別湖には、日本で唯一空を飛ぶ自然散策ツアーがある。然別湖ネイチャーセンターが行う人気ガイドツアー「エアトリップ」だ。山や湖畔が紅葉に色づくタイミングで早速体験してみた。

 エアトリップは「生物の目線」で楽しむ森の散策ツアー。と言っても、歩いて森を散策するのではなく、森の中に整備されたワイヤとハーネスを使って空中移動し、地上より上で生活している生物の目線が体験できる。散策コース路に5カ所の空中移動箇所があり、最長コースは250メートル。最も高いところでは地上15メートル、移動速度は時速30キロに達する。

 早速、同センターの松本宏樹さんと小林有幹さんの案内で森に入り、空中散策を体験してみた。上半身に安全ベルトが付いた専用器具を取り付け、ワイヤーでつられた状態になり、いざ離陸。

 地に足が着かない不安にかられたが、いざ飛んでしまえば爽快だ。空中で両手を広げてみると鳥になった気分になる。色鮮やかな森の中の景色が次々と視界に飛び込んでくる。

 約2時間のガイドツアーはあっという間。森の中を飛ぶ感覚を何度も味わって見たくなるから不思議だ。新感覚のガイドツアーにすっかり魅せられた。

 ガイドツアーの問い合わせは同センター(0156・69・8181)へ。(林佑哉)

関連写真

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  • この季節は木々の葉が赤や黄色に色づく。まるで森の中のトンネルだ(新井拓海撮影)

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