鹿追の福原山荘 紅葉が見頃
【鹿追】十勝でも秋が深まる中、鹿追町の福原山荘(北瓜幕)で紅葉が見頃を迎え、多くの来園者が紅葉狩りを満喫している。26日まで無料で公開している。
福原山荘は、食品スーパー福原の創業者福原治平氏(故人)が造成した別荘地で、管内の紅葉の名所として知られる。8・5ヘクタールの敷地内に300本のヤマモミジが植えられ、秋の無料公開時には管内外から多くの人が訪れる。
心地よい秋晴れに恵まれた17日は、最高気温が18・8度(午後1時ごろ)を記録。来園者が赤や黄色に染まった木々に魅了され、紅葉にスマートフォンを向けて写真や動画に収めていた。幕別町から娘と訪れた中川弥生さん(98)は「青空と赤や黄色のモミジの色合いがすごくきれい。いい時期に来られた」と、満面の笑みで木々を見上げた。
管理する福原記念美術館によると、紅葉は無料公開が続く26日まで見頃が続くという。公開時間は午前9時~午後4時。(吉原慧)
鹿追の福原山荘 紅葉が見頃