ツーロック、防犯登録徹底を 帯広署が自転車の盗難防止を啓発
帯広署は14日、JR帯広駅西側の駐輪場で、自転車の施錠状況などを確認する防犯診断を行った。今年は自転車の盗難被害が増加しており、同署は鍵を2個掛ける「ツーロック」や防犯登録などの対策を呼び掛けている。
同署によると、今年の同署管内の自転車盗難被害件数は、9月末時点で87件と、昨年同時期比で40件増加している。特に同駅周辺で多発しており、移動手段としてだけでなく、転売目的で高価なスポーツタイプを狙うケースも多いという。また、自転車に装着されたスピーカーや部品を盗まれる被害も確認されている。
この日は署員4人が、施錠やツーロックをしていない自転車に、注意を促す短冊を取り付けた。同署生活安全係の篠田和弥係長は「ツーロックはもちろん、防犯登録をすると万が一盗まれても見つかりすくなる。しっかり登録をしてほしい」と注意を促している。(貞野真生)









