浦幌町が通学用臨時バス運行 JR根室線の復旧見込み立たず
【浦幌】浦幌町は、20日から21日にかけての大雨の影響でJR根室線池田-釧路間の復旧見込みが立っていないため、町内から帯広や幕別、池田の各高校へ通学する生徒の通学用臨時バスを運行する。運行は26日から。
町によると、JRを利用して通学している町内の生徒は特急定期券の補助申請などから二十数人いるとみられる。JRが不通となり、保護者からバス運行の要望が寄せられていた。
町民バスによる臨時バスは、登校用が午前6時に町コスミックホール前を出発、同6時45分ごろにJR池田駅前に到着。下校用は午後5時35分に池田駅前を出発、同6時20分ごろに町コスミックホール前に到着する。町厚内地区の生徒に対しては、厚内駅とコスミックホールを結ぶ別便(公用車)も運行する。
山本輝男副町長は「JRの復旧の見込みが立っておらず、保護者から仕事をしながらの送迎は大変だとの声があった。何とか協力できれば」と話している。(澤村真理子)