第38回発祥の地杯GB大会が開幕 今年は中国・香港・台湾チームも出場
【芽室】「第38回発祥の地杯全国ゲートボール(GB)大会」(芽室町、町教委主催)が30、31の両日、芽室南公園運動広場(町健康プラザ)で行われた。今年は中国、台湾、香港からのチームを含む48チーム287人が出場。2日間にわたり熱戦を繰り広げた。
30日の開会式では、先日の全国ジュニアGB大会で全国制覇を成し遂げた「マチルダKING」の三村奏斗さん(芽室高1年)が選手宣誓。大会長の手島旭町長らが始球式を行った。
初日は12コートで予選リーグが行われ、小学生のチームから90代の選手を擁するベテランチームまでが真剣勝負を繰り広げた。ゲート近くに球を配置して相手の攻撃を阻止するなど各チームの戦略が光り、長距離でのタッチやゲート通過を成功させる好プレーに選手たちは盛り上がっていた。
今大会には、中国から4チーム、台湾から2チーム、香港から1チームも出場。中国天津市から4チームを引き連れて出場した、総代表の柳源(りゅう・げん)さん(35)は「9歳からGBを始め、発祥の地である芽室に来るのが夢だったので感動している。GBを通して日中友好につながれば」と話していた。(近藤周)
第38回発祥の地杯GB大会が開幕 今年は中国・香港・台湾チームも出場