今年も光と音のファンタジックショー 十勝川温泉「彩凛華」開幕
【音更】音更町十勝川温泉の冬を彩るロングランイベント「第34回おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華(さいりんか)」(実行委主催)が25日夜、十勝が丘公園ハナック広場を主会場に開幕した。2月16日までの午後7時~同9時に“光と音のファンタジックショー”が繰り広げられる。
大小約600個のLEDを内部に取り付けた最大5・4メートルのシンボルタワーをはじめ、円すいや球体などのオブジェが音楽に合わせて一斉に点滅し、幻想的な雰囲気を演出する。
高さ4・5メートル、幅12メートルの特設展望台の上から大勢の家族連れらが鑑賞。ハナック(花時計)付近ではオープニングイベントとして、地域の熱気球団体の協力による「バルーングロー」が行われた。
主会場には農業用ビニールハウスにLEDを取り付けた約25メートルの「光のトンネル」、道の駅ガーデンスパ十勝川温泉に通じる「光のアリー(路地)」などを配置。光のアリーには高さ4~5・5メートルの3本の樹木に桜の造花を取り付け、日本一早い“冬桜”としてライトアップしている。休憩所では洋菓子、コーヒー、直径24センチの「メガあんぱん」などを販売し、人気を集めていた。
清水町から来場した団体職員三津原輝さん(36)は、妻真悠さん(32)、長男新さん(6)、次男聖ちゃん(4)と楽しいひとときを過ごした。新さん、聖ちゃんの兄弟は「すごくきれいで、すごく楽しい」と喜んでいた。(内形勝也)
今年も光と音のファンタジックショー 十勝川温泉「彩凛華」開幕
◆関連記事
・雪なくても準備万端 彩凛華25日に開幕へ~冬を楽しもう(2)-十勝毎日新聞電子版(2025/01/21)