帯広空港、年末年始は工事区画も駐車スペースに 混雑対応で28日~1月3日、臨時開放
とかち帯広空港を運営する北海道エアポート帯広空港事業所は年末年始の駐車場混雑対策として、現在進めている北側駐車場の工事を一時中断し、28日から1月3日まで臨時駐車スペースとして開放する。同事業所では「帰省や旅行などで最も空港が混雑する時期。現状より収容台数は増えるが、場合によっては駐車できない可能性もある」と理解を呼び掛けている。(児玉未知佳)
同空港では10月から駐車場と構内道路の改修工事が進む。駐車区画が閉鎖・制限され、臨時駐車場を開放しているが、収容台数は数百台規模で減少している。
工事開始以降、週末や連休には、南側の臨時駐車場奥まで埋まることもあった。同事業所は年末年始の混雑期には対応できないと考え、北側駐車場の200台分を28日~来年1月3日に臨時で開放することにした。南側の臨時駐車場奥の空き地2カ所も開放する。
同事業所では過去の実績を踏まえて駐車場の満車予想カレンダーを作成し、ホームページに掲載している。特に1~3日は全時間帯で満車予想となっており、空港利用者に対し、公共交通機関の利用や送迎・乗り合いでの来港、1週間以上の駐車を極力控えるよう呼び掛けている。
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