音更高生が門松手作り 町役場玄関飾る
【音更】音更高校(重堂法人校長)の農業倶楽部(辻本琴星部長、部員6人)が手作りした門松が23日、音更町役場庁舎の正面玄関にお目見えし、来庁者の注目を集めている。来月上旬まで飾られる。
町内の阿部造園(阿部英輝社長)の社員を講師に招き、同校生徒玄関前と合わせて2門(4基)製作した。直径60センチのたるにモウソウチクの青竹3本を使って高さ約2・5メートル、幅1・2メートルに仕上げた。
この日は、同倶楽部の生徒3人と教職員らがトラックで門松を運び込み、玄関前に設置。辻本部長(2年)は「見てくれた人たちに福があるといいな」と話していた。
同校から町への門松寄贈は、定時制農業科造園コースが2005年に始め、17年からは同倶楽部が引き継いでいる。(内形勝也)