アイスパーク、12月27日オープン予定 クラファンも実施中
冬限定のまちなか屋外スケートリンク事業「TOKACHI ICE PARK PLUS(トカチアイスパークプラス)」(実行委主催)が、今年も帯広駅北多目的広場(夢の北広場)で開かれる。新体制2年目の今年は12月27日グランドオープンを目指す。開設日は絞り込むが、多彩なイベントを継続する方針。現在クラウドファンディング(CF)を通じ支援拡大を推進し、各種ボランティアも募っている。(佐藤いづみ)
中心部活性化などを目的に2017年から市民有志が造成・運営する形で始まった。利用は無料。スケート靴を有料で貸し出すなど観光対策も展開している。
コロナ禍は休止し、昨年は4年ぶりに復活してカーリング元日本代表の大野福公さんが新実行委員長に就任。73日間営業し、週末を中心に有名選手を招いた教室や発表ライブなどのイベントを積極的に開催し、1万人超が来場。過去最高だった18年度(約6000人)の実績を超えた。
イベント多彩に
今年も大野氏をトップに知人ら約10人で実行委員会を構成。来年2月11日までの金~日曜日、祝日、年末年始の開催とする。大野氏は「昨年は期間中ほぼ毎日開催したが、来場は週末が多かった。今年はそこに人的資源やイベントを集中させ、さらに盛り上げたい」と話している。
募集するボランティアはリンク造成や運営スタッフなど。12月7~9日の枠作りが皮切り。CF(キャンプファイヤー)は3000円からあり、リターン(返礼品)は金額に応じ、オリジナル商品(エコバッグやようかん)など。同22日まで。目標額100万円。約25万円がすでに寄せられている。問い合わせは実行委のメール(tokachiicepark2024@gmail.com)へ。