きょう「霜降」 大雨に注意
23日は、二十四節気の一つ「霜降(そうこう)」。朝の気温が下がり、霜が降りる頃とされるが、十勝地方は、寒さが緩んで9月中旬並みの暖かさに。低気圧が日本海側を北上しており、帯広測候所などは、強風や強い雨、落雷などに注意を呼び掛けている。
帯広測候所によると、23日の最低気温は豊頃町大津と広尾で15・7度、浦幌15・3度など、平年を8~12度上回った。11・6度の帯広では「2024フードバレーとかちマラソン」(27日)を控えるランナーや、傘を斜めに持つ歩行者らが、赤や黄色の落ち葉が散らばるを路上を行き交った。
一方、帯広測候所によると、降り始めから23日午前10時半までの降水量は、上士幌町ぬかびら源泉郷67ミリ、足寄町柏倉25ミリ、上士幌24ミリ、帯広4・0ミリなど。
札幌管区気象台によると、24日午前6時までの24時間降水量は、十勝を含む太平洋側東部は120ミリと予想。風も強まり、最大瞬間風速は25メートルから30メートルに達する見通し。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水への注意も呼び掛けている。(松岡秀宜)