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新嵐山ににぎわい再び! 「かちフェス」でグルメやステージ

詰め放題で手に入れたニンジンを両手に抱え笑顔を見せる参加者(19日午前11時ごろ、新嵐山スカイパーク。助川かおる通信員撮影)

 【芽室】食や文化など「十勝の価値」を発信するイベント「かちフェス」(実行委員会主催)が19日、芽室町内の新嵐山スカイパークで開かれた。あいにくの雨模様だったが、参加者たちは久しぶりの新嵐山でのイベントを楽しんだ。

 3年目の開催となる今年は、行政からの支援は受けずクラウドファンディングで運営費を募ったり、車両入場料を導入したりするなどして、自立した運営を模索してきた。

 午前10時に開幕。参加者はステージ演奏を聴きながらフライドポテトやクレープなど祭りの定番メニューを味わい、野菜の詰め放題に挑戦していた。キッズ電動バイクコーナーではバルーンサーキット内を子どもたちが駆け回り、新嵐山に久しぶりに笑い声が響いた。

 夫と長男と訪れていた帯広市内の吉本琴海さん(31)は「新嵐山の閉鎖はもったいないと思っていたので、イベントで来ることができてよかった」と話した。キャンプサイトを利用していた帯広市内の会社員宮西公絵さん(49)も「(新嵐山は)きれいなキャンプ場だったので、また再開してくれたら」と期待を寄せていた。(近藤周)

関連写真

  • あいにくの雨の中、傘を差して会場内を回る来場者たち(19日午前11時半ごろ、助川かおる通信員撮影)

    あいにくの雨の中、傘を差して会場内を回る来場者たち(19日午前11時半ごろ、助川かおる通信員撮影)

  • あいにくの雨の中、傘を差して会場内を回る来場者たち(19日午前11時半ごろ、助川かおる通信員撮影)

    あいにくの雨の中、傘を差して会場内を回る来場者たち(19日午前11時半ごろ、助川かおる通信員撮影)

  • 会場で飲食を楽しむ親子(19日午前11時15分ごろ、助川かおる通信員撮影)

    会場で飲食を楽しむ親子(19日午前11時15分ごろ、助川かおる通信員撮影)

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