日本・香港代表が広尾入り 13人制ラグビー 13日に国際大会
【広尾】「第3回東アジア・ラグビーリーグ・ネイションズカップ」(13日、広尾町コミュニティグリーンパーク)で対戦する日本、香港の代表チームが11日、広尾入りした。両チームは「エキサイティングな試合を展開したい」と張り切っている。(能勢雄太郎)
13人制ラグビー「ラグビーリーグ」の国際試合。日本ラグビーリーグ協会、実行委などが共催する。
広尾町内で13人制のアカデミーを運営する小西周さん(日本協会代表)が大会を誘致した。住民有志が受け入れを支援し、町森林組合から提供された地場産のカラマツでゴールポストを整備した。
日本代表チームは同日午前、香港代表チームは午後に相次いで到着。早速、会場のグリーンパークで練習を行い、芝の感触などを確かめた。
両チームのキャプテン、ヘッドコーチ(HC)らは広尾町役場を訪問し、田中靖章町長と懇談。日本代表の中嶋恭一郎HCは「盛り上がる面白い試合をしたい」、香港代表キャプテンのジェイソンさん(香港協会代表)は「広尾で日本代表と戦うことになり、わくわくしている」と語った。
田中町長は「13人制の国際公式戦は道内初、とても光栄。町を挙げて歓迎し、大会を成功させたい」と述べた。国際試合は13日午後2時半のキックオフ(雨天決行)。入場無料。