毎週金曜夕に新鮮野菜販売 ヌプカ隣で10月まで「産直マルシェ」
産地直送の朝取り新鮮野菜が並ぶ野菜マルシェ「Ipe(イペ)」が7日、帯広市内のホテルヌプカ東隣の店舗(西2南10)で始まった。初日は有機野菜など約30種類が並び、近隣住民や飲食店関係者が買い物に訪れた。
十勝の生産者と料理人らで構成する団体とかちから(原大知代表)の主催。市内中心部の観光の“顔”である飲食店で十勝産野菜を提供し、そのおいしさを観光客に伝えてもらおうと、飲食店が仕込みを行う時間帯に合わせて毎年同所で販売している。2019年に始まり、今年で6年目。
初日はオーガニックナガイモやアスパラ、レタスなどの葉物、ハーブ類などが店頭に並んだ。中には「スイスチャード」や「パクチョイ」といった珍しい野菜も。来店客は新鮮な野菜を手に取り、生産者にお薦めの食べ方を聞くなどして買い物を楽しんだ。
生産者の宇佐美亮さんは「同じ野菜でも時期や天候によって味が違うので、日ごとのおいしさを味わってほしい」と話した。
10月末までの毎週金曜開催、午後3時~同5時。イペのインスタグラムのDMで、野菜の取り置きや注文も受け付ける。(児玉未知佳)