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先輩が受験経験語る 緑陽高で進路体験発表会

卒業生からのアドバイスをメモを取りながら真剣に聞く1、2年生

 帯広緑陽高校(楡木伸司校長)で14日、卒業生による進路体験発表会が行われた。1日に卒業したばかりの3年生が、進学や就職に向けた取り組みや心構えを後輩に伝えた。

 1、2年生約300人を対象に実施。進路活動を経験した卒業生から、進学先、就職先に合った勉強方法などを聞いて、進路選択に向けた意欲を喚起することを目的としている。

 国公立大学の文系と理系、私立大学、就職など六つのコースに分かれ、それぞれ卒業生4~6人が経験を語った。

 道教育大釧路校に進学する谷藤陽香さんは「英単語などの暗記は春休みに攻略することが大切」と勉強法をアドバイス。北星学園大に合格した笠原泰成さんは「面接が苦手で不安だったが、いろんな先生にお願いして練習した。本番は誰よりも練習した自信があったので、堂々と臨むことができた」と振り返った。

 先輩のアドバイスを聞いた上田友仁さん(2年)は「大学についてしっかり調べることが大事だと分かった。親や先生と、推薦か一般かなどについてちゃんと相談したい」と話した。鈴木佑真さん(同)は「大学の選び方や勉強の仕方を年の近い先輩から聞けて良かった。自分に合うものを見つけたい」と話していた。(細谷敦生)

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  • 自身の経験を後輩に伝える卒業生

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