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飲食店22店舗の情報満載 音更高生作成の観光パンフ完成 音更

完成した音更観光パンフレットを発表する生徒ら

 【音更】音更高校(重堂法人校長、生徒249人)の3年生6人が手掛けた「音更観光パンフレット」が完成した。5日に同校で発表会を行い、生徒らが完成品をお披露目した。(長瀬聡美通信員)

 パンフレットはA4判三つ折りで、1万5000枚を印刷した。帯広信用金庫(高橋常夫理事長)の「おびしん金融経済教育プログラム2023」の「地元高校生による十勝の未来づくり応援プロジェクト」の一環で制作した。

 音更町物産協会(会長・土田純雄JAおとふけ組合長、事務局・町産業連携課)、音更町商工会(山本英明会長)、道の駅おとふけの指定管理者「オカモト」(帯広市、岡本謙一社長)が資金面で協力した。

完成した音更観光パンフレット

 町内の駒場、音更、木野、十勝川温泉の四つのエリアにある飲食店22店舗を紹介。このうち「青春の味!3選」として3店舗の人気メニューをクローズアップ。「つけめん五春」(北鈴蘭南2)のあぶらそば、「十勝ぶただん」(大通6)の豚丼、「カレーショップインデアン音更店」(木野大通東16、ぴあざフクハラ音更店内)のインデアンカレーのカツトッピングを取り上げた。

 また、「通学路 寄り道スポット」として、別の3店舗のメニューにスポットを当てた。「Cheese Cake一厘」(大通5)の4種類のチーズケーキ、「木野の森珈琲店」(木野大通西6)の木野の森もちっとホットケーキ、「Low cafe音更店」(木野大通西13)のサンドイッチを、「寄り道しても食べた」と発信。注目した6店舗は生徒6人の顔写真と、紹介したメニューのイラストを添えた。

 同校の農業科選択科目「グリーンライフ」を履修する3年生6人が7月から作成を開始。町内で総合コンサルティングを手掛ける商藝舎(木野大通東2)の吉本拡社長(36)、佐藤信太郎デザイナー(33)を講師として同校に招き、取材や撮影法、キャッチコピーの付け方などを学び、11月に試作品を確認した。

 発表会には帯広信金、町経済部産業連携課、町商工会、道の駅おとふけ、商藝舎から8人の関係者を招いた。生徒らは、夏休みを利用して行った取材の様子を写真で紹介し、完成までの経緯などを発表した。同校の櫻井ねねさん(18)は「目を引く色合いとデザインに仕上がった。多くの人たちに手に取って見てもらいたい」と胸を張った。

 発表会に集まった関係者からは「生徒の皆さんの表情が掲載されていてとても良い」などと好評を得た。同マップの作成を担当した同校の高木温美教諭(24)は「生徒たちに達成感を得てもらうために、今後も地域に密着した授業、探究活動を展開していきたい」と話していた。

 同校によると、パンフレットは、12日に道の駅おとふけに配置する予定。

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