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十勝小唄、民舞指導者研究集会で採用

 郷土民謡の「十勝小唄」が、「第58回民踊指導者研究集会」(全日本民踊指導者連盟主催)の講習曲に選ばれた。同集会は、13、14日に熱海市で開かれる。

 唄は同連盟に所属する、異なる出身地の役員が推薦し、役員会で選抜。十勝小唄を推薦した同連盟北海道支部の斉藤真理子支部長は、「十勝の風景や歴史全てが唄に込められ、ほれ込んだ。十勝を応援するのにいいと思い、紹介させてもらった」と話す。

 十勝小唄は、狩勝峠が「日本新八景」に選ばれた1927年に、十勝毎日新聞社の林豊洲初代社長が十勝の景色や魅力を全国に伝えようと作詞した。「ランランラントセ」と始まるリズミカルなおはやしは、アイヌ語に由来し、先住民族への敬愛が込められている。76年には同峠に唄の歌碑が建立された。

 同集会では全国から500人以上の指導者が集い、十勝からは十勝小唄振興保存会の3人が参加する。同会の新名良彦さんは、「日本一の豆、馬の国という歌詞から十勝の情景が浮かび、カネガフルという歌詞も面白い。地元の民謡が全国に広まれば」と期待を込めている。(高井翔太)

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