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オレンジのたすきで認知症啓発 十勝をリレー中

道の駅おとふけをスタートした帯広大谷短大の学生と町社協の職員ら(23日)

 【音更・幕別】認知症を啓発するたすきリレー「Run Tomo北海道2023」が30日まで、十勝管内の19市町村で行われている。23日は音更と幕別両町で、啓発カラーのオレンジ色のTシャツとたすきを身に着けたランナーが走り、道行く人たちに活動をアピールした。(内形勝也)

 全国展開されている運動で、今年の十勝エリアは9日から30日までのうち5日間、延べ278人の参加ランナーが、19市町村の総延長約98キロでたすきをつなぐ。初日の9日は上士幌、士幌、鹿追、新得、清水、芽室の6町で行い、10日は広尾、大樹、更別、中札内の4町村を走破した。

 3日目の23日は、音更、幕別両町の15・1キロをランナー約110人が走った。道の駅おとふけ(町なつぞら2)をスタート地点にした音更では、帯広大谷短大介護福祉専攻の学生、音更町社会福祉協議会、音更町柏寿協会、音更町、手稲ロータス会の各職員ら約90人が12・5キロでたすきをリレーした。

 同短大2年の金谷蓮美さん(20)は「認知症の方々がこれまで以上に住みよい環境になることを願って走りたい」と、友人らと一緒に道の駅を出発。同日午後からは、幕別町内の2・6キロをランナー11人が秋空の下、駆け抜けた。

 24日は陸別、足寄、本別、浦幌、豊頃、池田の6町で行い、30日の帯広市でファイナルを迎える。

 十勝エリアの代表を務める武田克仁さん(39)は「十勝は全道で参加ランナーが一番多い地域。19市町村をオレンジ色で染めたい」と話していた。

関連写真

  • スタート前にスタート地点の道の駅おとふけで記念撮影に臨む参加ランナーと応援団ら(23日午前9時15分ごろ、道の駅おとふけ)

    スタート前にスタート地点の道の駅おとふけで記念撮影に臨む参加ランナーと応援団ら(23日午前9時15分ごろ、道の駅おとふけ)

  • スタート前に十勝エリアの武田代表(左)からたすきを受け取る帯広大谷短大の学生(右)

    スタート前に十勝エリアの武田代表(左)からたすきを受け取る帯広大谷短大の学生(右)

  • スタート前に十勝エリアの武田代表(左)からたすきを受ける町社協の植田公明会長(右)

    スタート前に十勝エリアの武田代表(左)からたすきを受ける町社協の植田公明会長(右)

  • 走る前にたすきに氏名を記入する帯広大谷短大の学生(23日午前9時20分ごろ、道の駅おとふけ)

    走る前にたすきに氏名を記入する帯広大谷短大の学生(23日午前9時20分ごろ、道の駅おとふけ)

  • 道の駅おとふけをスタートした帯広大谷短大の学生と町社協の職員ら(23日午前9時半ごろ、道の駅おとふけ)

    道の駅おとふけをスタートした帯広大谷短大の学生と町社協の職員ら(23日午前9時半ごろ、道の駅おとふけ)

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