総文祭で20回目の最優秀賞 帯広柏葉新聞局
全国高校総合文化祭(総文祭、7月29日~8月4日・鹿児島県)で、帯広柏葉高新聞局(相内洵太局長、局員18人)が新聞部門で最上位の最優秀賞を受賞した。同校は2年連続20回目の快挙となった。帯広三条高校放送局(近藤采局長、局員5人)は放送部門のオーディオメッセージ作品が審査員特別賞に輝いた。
新聞部門の最優秀賞には5校が選ばれ、道内からは柏葉高のみだった。2021年11月から22年10月までに発行された新聞が対象で、同校新聞局は「柏葉高新聞」4号分と、速報の「とかちばれ」26号分を出品した。総文祭にはいずれも2年生の長谷川蓮さんと長谷川絢子さんが参加した。
三条放送局の入賞作「拳の贈り物」は、帯広市の女性ボクサー岩崎友基子さんがチャンピオンとなるまでの道のり、けがによる引退、道内初の女性トレーナーとして後進の育成に力を注ぐ姿を追った。同校はビデオメッセージ部門でもブロック5位に入った。
総文祭は文化部のインターハイとも呼ばれる国内最大級の文化の祭典。管内からは4校が書道、美術・工芸部門を含む計4部門に参加した。(澤村真理子)