50回記念のバルーン切手、限定900シート発売 上士幌で贈呈式
【上士幌】上士幌町航空公園で10日に開幕する第50回の「北海道バルーンフェスティバル」(組織委員会主催)に合わせて、日本郵便北海道支社(淨土英二支社長)は、記念のオリジナルフレーム切手を発売した。
切手に使った写真は、大会の組織委員会からの提供や、フォトコンテストの入選作品を採用。色鮮やかな熱気球が十勝の空にふわりと飛び立った姿や、バーナーの炎で気球を照らし、ランタンのような「バルーングロー」が夕闇を彩った気球の写真をまとめた。第1回大会に参加した熱気球が空を舞う懐かしい写真も使用した。
発売初日の4日、上士幌町役場で切手の贈呈式が行われた。上士幌郵便局の近藤岳男局長が訪問し、竹中貢町長にフレーム切手を贈った。
竹中町長は「50回目の節目にバルーンの歴史が刻まれ、皆さんの手元に届けられるのはありがたい」と話した。近藤局長は「切手を通じて、50年の記録と熱気球の町の魅力を感じてもらえれば」と述べた。
1シートは84円切手が10枚つづりで1500円。900シートを製作した。10~13日の大会期間中には会場で500シートを販売する。日本郵便のウェブサイト「郵便局のネットショップ」や道内の郵便局でも販売している。
問い合わせは、同支社の郵便・物流営業部(物販・広告担当011・214・4184)へ。(大健太郎)